Azeronゲームパッドをメーカー修理に出してみる話

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Azeron Cyroをわりと酷使してたところ、スクロールホイールがほぼ反応しなくなりました。スクロールホイール部分は壊れそうな設計してるなとは思っていたのですが…

メールで問い合わせをしてみたらスクロールホイールのエンコーダ周りの故障だそうですが、パーツ探しも交換作業も面倒くさそうです。

保証期間内だったので今回はメーカーサポートを受けたときの流れをメモ代わりに記事にすることとします。Azeron Cyborgとかの修理をしてもらう時も同じ流れだと思います。

 

ついでに十字キーの押し込みで戻ってこないことがあるので、それも直してもらいます。

 

メールのやり取り

問い合わせ窓口にメールを出す

Azeronの問い合わせ窓口「info@azeron.eu」宛にメールを出します。

ChatGPTやDeepL翻訳で日本語を英語に翻訳してもらって症状を伝えます。

ChatGPTだとメール形式に文章を考えてくれるので楽です。

ChatGPT

メールするときは購入したときのオーダーIDも伝えるといいと思います。

私は公式から買ったのでこんな感じのメールを貰っていましたので合わせて伝えています。Amazonから購入した場合は、Amazonの注文番号を伝えるといいでしょう。

Order Details
Order ID: ******
Date Added: 15/11/2022

 

返事を確認する

5時間ですぐ返事が帰ってきました。

メールによるとスクロールホイールのエンコーダというパーツが壊れているのではとのこと。 

何回かメールでやり取りしましたが、要約するとこんな内容です。

 

  • AzeronはFedexの返品ラベルを提供し、配送を手配する。
  • 保証修理および往復の送料は、ユーザーが負担する必要はない
  • 修理には約3-4週間かかる見込み。
  • ユーザーには以下の情報が必要:フルネーム、住所、電話番号。
  • キーパッドが破損しないように、ラベルを送る前にキーパッドのすべての角度からの写真、梱包状態の写真を撮って送る必要がある。
  • 修理する人が快適に直せるようにキーパッドを事前に掃除することが必要。

 

梱包はこれを参考にして届いたときの箱を使って送り返すらしい。

 

買ったときの化粧箱取っといてよかった。ダンボールの外箱は使わないと思って捨ててしまったので、了承を得てちょうどいいサイズの外箱に梱包材を詰めて送り返すことになりました。

参考までに用意した段ボールのサイズ (長さ x 幅 x 高さ): 24 x 31 x 20 (cm)

 

写真や必要情報をAzeronのサポートチームに送り、OKが貰えるとFedexの伝票と税関検査に使用されるコマーシャルインボイスが送られてきます。

Fedex の伝票①

Fedex の伝票②

インボイス

 

海外発送をする

必要書類を印刷して貼る

Azeronから送付されてきたPDFを印刷します。

税関検査をする際にFedEx 電子取引書類を使ってインボイスを電子ファイルでアップロードしていればインボイスは箱の中に入れる1枚だけでいいらしいですが、アップロードしていない場合は税関検査でインボイス3枚同じものを印刷して外箱に貼り付けないといけないようです。

インボイスがアップロードされているかどうかの判別方法はFedexの伝票に「ETD」と記載されているかどうか。ETDとはElectronic Trade Documentsの略。

細かい話はFedexのここを見ればいいと思う。

上記URLにFedex ETDが使える国のリストが書いてあるので見てみると、ラトビアは輸出も輸入もOK。

ラトビアはETDが使える

さあ今回はETDと書いてあるかな?探してみよう…

ありました

ということで今回はAzeron側がインボイスをアップロードしてくれたみたいなのでFedexのPDF2枚を印刷して、外箱に貼り付け、コマーシャルインボイスは1枚だけ印刷して箱の中に入れます。

 

Fedexのアカウントを開設する

オンライン集荷するまでの道のりが面倒くさいです。

分からなかったら電話か営業所に持ち込みすればいいんじゃないかな…と思いました。

local.fedex.com

営業所に持ち込みする場合はあまり店舗がないです。

Fedex営業所

それとは別にFedexドロップボックスというサービスがあり、ポストのように荷物をぶっこめるようです。だいたい50 x 30 x 22(cm)までいけるらしいのでギリギリ入るサイズ。住所はFedex Mobileという公式スマホアプリから見れます。

 

家まで集荷依頼をかける場合はFedexの個人アカウントの開設をします。

集荷は無料ですがクレジットカード情報が必要なので注意。

www.fedex.com

 

集荷する

Webの場合はここから集荷依頼をかけます。

ちなみに私はFedexアプリから集荷依頼をやってます。

www.fedex.com

荷物サイズと重さはAzeronが送付してきた伝票に書いてあります。

集荷日はあんまり未来の日付を選べないみたいでした。

Fedexアプリ

「荷受人の国」という項目はLatviaを入れます。

 

家にFedexの人が来るので荷物を渡したらあとは待つだけ。

適当な梱包材が無かったので梱包材代わりに賞味期限切れのうまい棒を詰め込んだんですが、税関検査も許されたみたいでFedexの人に渡して5日後にAzeronから受領連絡がきました。

 

修理完了後

届いてから5日くらいで発送連絡があり、買ったときのダンボール箱で返ってきました。

以下のようなチェックシートが同梱されていて直したところはFixedと記載されています。

チェックシート付き

私のCyroのボディパーツはPLAフィラメントで印刷されたものだったのですが、耐久性の関係で現在のCyroはPETGフィラメントで作っているらしくアップグレードのオファーがあったため、ついでに全てのボディパーツをPETGフィラメントのものに入れ替えてもらえました。

PETGは光沢がありPLAより強い強度を持つ代わりに紫外線に弱い特性があります。

普段遣いでは室内なので無問題です。

比較として前回レビューしたときの画像を置いておきます。

PLA(修理前)

PETG(修理後)

スクロールも十字キーの押し込みもいい感じ。

完全復活ということで。

 

以上

圧倒的成長。