最近暑くなってきて扇風機が欲しい季節。PC前は爆熱です。
MarchPowerからこちらの折りたたみ扇風機を提供いただきましたのでレビューします。大型の扇風機を持ち運べるようにコンパクトしてみた感じのワイヤレス扇風機です。
Amazonでは他のブランドからも同じ形状の扇風機が販売されていますが、製造元が一緒なODM生産品と思われます。型番はP1000です。
MarchPowerは充電用のUSBケーブル等を販売しているブランドですが、今回のオファーはモニターライトバーなどを扱うブランドであるQuntisと同じ方から連絡をいただきました。
公式サイトは以下の通り。この製品含め一部製品は公式サイトで取り扱っていません。
開封の儀
付属品は以下の通りです。
・本体
・リモコン
・説明書(英語)
本体
この扇風機は7200mAhのリチウムバッテリーが内蔵されておりコンセント無しで稼働します。
おまけレベルですが5VのUSB-A出力もついていて給電しながら使えます。
充電はUSB-C端子で行います。5V/3A-4Aでだいたい5時間ほどで満充電になります。
もちろん充電しながら使い続けることも可能です。
畳んだ状態ではだいたい20cm x 20cm x 10cmのコンパクトなサイズにまとまっていますが、変形します。
しかも100cmくらいまで伸びます。椅子に座った時の顔の高さです。ちょうどいい。
裏面には滑り止めとフック穴がついているので、ぶら下げて使うことも可能です。
上から涼しい風が降ってくるのでこのスタイルが気に入りました。
ファンの羽は簡単に外せて丸洗いできます。
ボタンは印字に色がついておらず、分かりにくいですが上からタイマー、首振り、風量、電源ボタンです。
グレーのもっこりしているところはリモコンの受光センサーです。
風量は4段階で首振り機能を使った場合、4時間~12時間まで動き続けます。
首振り機能させない場合は最長で35時間まで動作します。
騒音レベルは12~24dB程度です。最大でも時計の秒針の音くらいで静かです。
タイマーは1,2,4,8時間の4段階の設定ができます。
このコンパクトさで首振りまで実装されているところにかなりびっくり。
首振り角度は60度くらいです。
リモコン
リモコンはUSB-Cの充電式なので電池不要です。本体の押しボタンと同じことができます。
充電中は赤く光り、充電が終わると消灯します。
電源ボタンが遠目で判断できなかったのでマスキングテープで色をつけました。
こちらもボタンの判別が難しい。色とかつけてくれたら分かりやすいんですが。
マグネットが内蔵されていて、このように扇風機の中心に貼り付けることができます。冷蔵庫などのスチール面にも固定することが可能です。
使ってみるとこの位置にリモコンおけるのはかなり便利。
3段階のライトもついています。室内での用途はあまりないですが、夜のテント内だったり明かりのないところでは便利なのかもしれません。
このライトがどれくらい持つのかは記載がないため不明です。
2週間使ってみての感想
メンテナンス性 ★★★★★
これを使うまではKeyniceのクリップ式USB扇風機を使っていたのですが、羽根が外れなくて掃除に苦労していました。
P1000は掃除がかなり簡単で助かります。
持ち運びやすさ ★★★★
ハンディファンと違って大きめなので、持ち運ぶのは少し面倒ですが外で使うとすれば車でキャンプするときくらいでしょうか。日当たりが良いとテントに熱気が籠もって暑いので空気の循環に使えそうです。あとは焚き火するときに涼しくできる…とか。
室内ではコードレスなので色々なところに移動させて使うことができそうです。
汎用性 ★★★★
卓上USB扇風機よりは大型のファンなので涼しさはこちらのほうがいいと思います。
100cmまで伸ばして使った場合はファンの振動で若干本体がブルブルしますが、
普通の扇風機のような使い方もできますし、上下に首を動かせるのでサーキュレーター的な使い方もできます。
高温の車内などデメリットにもなりうるところですが、バッテリー内蔵なので設置場所を選びません。動作温度は50度までです。
充電しながらでも使えるため、つけっぱなし運用もOK。
以上
圧倒的成長。