3Dプリンタでちょっと複雑なものも作れるようになったのでBlenderでこんなものを作ろうとしました。
BlenderでSTLファイルをエクスポートしてCuraで開いてみるとエラーが出ます。
エラー内容
Mesh Tools
Model err_dont.stop_shower st is not watertight, and may not print
Properiy. Check X-Ray View and repair the model before printing it.
このエラーを無視して印刷してみると途中で止まります。
今回はこれを修復してみる話です。
not watertightって何
エラー内容を日本語にするとこうです。
モデルerr_dont.stop_shower stは防水ではないため、正しく印刷されない可能性がある。正しく印刷されません。X線ビューをチェックし、印刷する前にモデルを修復してください。
防水ってなんだよと思いますが、要するに出力しようとしているモデルに面がない場所があるってことです。
設計ミスであることが分かりました。しかしどこに面が貼られていないのかぱっと見て分かりません。
メッシュ修復をしてみる
パッとみて分かるならBlenderで面を貼ればいいのですが、探すのが面倒です。
ということでツールを使います。
Microsoft謹製の3Dオブジェクト作成アプリ、「3D Builder」です。
3D Builderで直したいSTLファイルを開いてみますとこんな画面です。
モデルのインポートを押してみます。
エラーが出ますので、クリックしてくださいって言われたところをクリックします。
1つ以上のオブジェクトの定義が正しく有りません。修復するには、ここをクリックしてください。
三アイコンから名前をつけてSTLファイルで保存します。
フォーマットを変えると3MFを使えって怒られますが無視してSTLで保存します。
再びCuraでSTLファイルを開き直すとエラーが無くなっています。
印刷してみました。問題なく最後まで印刷できたのでOKです！
この完成品が何なのかは別の記事で。
以上
圧倒的成長。
過去の3Dプリンタ記事
