こんにちは。最近新しいガジェットを触れていなくて手が震えてきた私です。
最近会社のオフィスがフリーアドレス化しまして、従来の仕事で使っていたRealforceなんかの重いキーボードを持ち歩くのがしんどい。
ノートPCだとテンキーがついておらず不便なのですが、フルサイズキーボードを持ち歩くのも嫌なので良いガジェットないかな~と思っていたところにKickstarterで良さげなガジェットを発見しました。Diver-XのMelt Mouseです。

なにこれ
マウス、トラックパッド、テンキー、全部を1つにねじ込んだ3in1マウスです。
Macっぽくてスマートで洗練されたデザインですね。
従来のマウスのようにクリックボタンにスイッチはついておらず、クリック感の代わりにハプティックフィードバックによる振動で押した感覚を伝えます。
タッチする箇所によって操作を変えることができるので、テンキー入力をしたい場合はこのように12個所をランプ表示できます。

各キーにショートカットも割り当てることができ、専用ソフト「Melt Studio」で自由にキーアサインできます。

何が新しいのか
タッチマウスというのはApple Magic Mouseを代表に10年以上前から実現されているものでもあり、タッチ操作自体に新しさはありません。しかもMagic Mouseは1万円台で、Melt Mouseは3万円台。スワイプ、スクロールなどのジェスチャー操作が使えるのは今までのタッチマウスでも実現できていたことなので、ポチる前にこれを買う理由を探しました。
まずテンキー、ショートカットキーをタッチ位置で使い分けることができるのはMagic Mouseにはない機能です。Magic Mouseはクリックボタンに物理スイッチがついていますのでそこも違います。
Melt Mouseは充電しながら使えるデザインになっています。

一方のMagic Mouseはひっくり返して充電が必要なため、充電中は使えません。

Magic Mouseのように、薄く平べったい形状ではなく、サイドボタンもついているのでマウスの握りやすさにこだわる人にも良さそうです。

まとめると、「マウスの形をしながら、トラックパッドとテンキーにも変身する多機能性」と「クリエイター向けのショートカットカスタマイズ」を持ち、Magic Mouseのような洗練されたデザイン性でMagic Mouseよりも拡張されたボタン数のあるマウスという点で、Magic Mouseの上位機種っぽいものを求めているような人には刺さる製品と言えます。
しかし噂では2026年の半ば頃にMagic Mouseの新機種が出るとか出ないとか。
これが届くのは2026年9月なので、もしかしたらもっと良いものをAppleが出す可能性も普通にあり得ます。
メーカーについて
Diver-XといえばVRChatでハンドトラッキングをやろうとしたことがあるなら知っている人も多いであろうコンタクトグローブを作ってるメーカーです。

主力製品はこれしか知らないのでVR業界1本で行くのかな~と思っていたのですが、入力デバイス全般に力を入れていくみたいですね。
Diver-Xが掲げる新ブランドは「Melt Interface」です。VRデバイス開発で培った知見をもとに、日常のインターフェースをゼロから見直し、ヒトとコンピュータの関係を再構築するのだそう。マウス以外の入力デバイスも出そうな感じなので今後に期待です。
コンタクトグローブは私も買おうか悩んでいたくらいなので、Diver-Xへの信頼感はちょっとあり。Appleより良いものを出してくれると信じてプレッジしてみました。
届いたらレビューしたいと思います。

このプロジェクトを支援したい方はKickstarterの以下URLから支援できます。
Melt Mouse - Looks minimal. Feels infinite. by Melt Interface — Kickstarter
以上
圧倒的成長。
