3Dプリンタ製のエルゴノミクスゲーミングキーパッドのメーカーとして知られるAzeronが、新プロダクト「Keyzen」を公開しました。

公開された画像から読み取れるのはAzeronがキーボードスイッチを採用した新しいゲーミングデバイスを作っているということです。
2025/7/16 追記:
早速発売開始したようです。
— Azeron (@Azeron_Keypad) 2025年7月14日
画像から見える変更点
キーボードスイッチの採用を示唆
従来のAzeron Cyborg IIシリーズで使用されていたOmronスイッチに代わり、キーボードスイッチの採用が強く示唆されています。これにより、ユーザーは自分の好みに合わせてスイッチを選択・交換できる可能性が高まります。
エルゴノミクスデザインの継承
画像からは、Azeronが得意とするエルゴノミクスな縦型タワー配置が継承されていることが確認できます。指の自然な動きを活かした設計思想は、新型でも健在のようです。
カスタマイズ性の新境地
キーボードスイッチの採用により、Cherry MX、Gateron、Kailhなど、豊富なスイッチオプションから選択できれば、真のパーソナライズされたゲーミング体験が実現されるでしょう。
情報を深堀りしてみる
ちょっとプロトタイプの情報を掘り出してみました。
このデバイス自体は、2020年頃からAzeron公式Discordでは「Keyzeron」というワードでプロトタイプの開発が行われていることを示唆されていました。
こちらは公式Discordで公開されていたプロトタイプと思わしき画像です。

長らく音沙汰がなく、これよりも先にAzeron Cyborgなどがリリースされてきたのですが、ようやくお披露目できるのかもしれません。
※これとは全く関係のないデザインが出てくる可能性もありますので参考までに
2021年の時点ではこのようにキーキャップをカラフルにしたりしたものが公開されています。

1列あたりのスイッチ数は5つで、現行のAzeron Cyborg IIとキースイッチ数は同じである可能性があります。
Azeron Cyborgと比較すると、ボタン配置が平らになるため押したいキーの区別が難しそうです。しかしキーを連打するなら間違いなくキーボードスイッチのほうが気持ちいいはず。
スコスコ言ってて気持ちよさそうな音が出ているところ
縦にキースイッチが並ぶと小指で押すキーが押しにくそうに見えますが、
こちらの動画では一番遠くのボタンまで指が届いていることを確認できます。
特にLogicool G13などを永遠に使い続けているFF14プレイヤーなどには乗り換え先として最高かもしれません。スプリング交換、カスタムキーキャップなど、3Dプリンタ界隈のMODカルチャーとの親和性が期待されます。
今後の展開に注目しましょう。
ちなみに私は出たら買います。
布教用の宣伝スペース
キーボードスイッチではない方のゲーミングキーパッド、Azeron Cyborg IIは絶賛販売中です。
レビューもしてるので是非。
以上
圧倒的成長。
