ヘルダイバー2で学ぶ管理民主主義と解放対象についての考察

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最近ヘルダイバー2を買いました。前作はやってないのでエアプです。

AzeronやStream deckなどのハードウェアマクロ機能を作って民主主義を脅かすエイリアン共に軌道380mm榴弾弾幕をブチ込む記事でも書こうかなと思ったのですが、このゲームの面白さはエイリアンに追いかけ回されながら必死に矢印キーを入力するところにあるかなと思ったので世界観についての考察記事にします。


これは果たして民主主義なのだろうか…と疑問に思うことがあったので本記事では、ヘルダイバーの設定から"管理民主主義"と解放対象であるターミニッドとオートマトンについて考察します。

スーパーアース真実省によれば、この記事の内容は反逆罪にあたります。私はまもなく消されると思いますが、この記事を読んだ皆さんで真の民主主義を取り戻してください。

 

まずゲーム内の用語から。

 

スーパーアース

人類の故郷。「管理民主主義」を標榜する統一政府(通称「連邦」)によって統治されている。発展にともない必要となる資源を獲得するために宇宙へ進出し、危険なエイリアンから惑星を“解放”して、銀河の資源を“正しく”活用することを目指している。

ヘルダイバー

スーパーアースの防衛と銀河進出の尖兵となる精鋭部隊。優れた武器と戦略支援で危険なエイリアンに立ち向かう本物の英雄であり、全連邦市民の誇りである。さあ、きみも今すぐヘルダイバーに志願しよう。

管理民主主義

最適な選択を全市民に提示して “自発的に”実行させることで、民主主義の要である全市民による社会への参加と貢献を実現した理想的な政治制度・政治思想のこと。情報と思考の統制により、市民は悩むことなく最善の選択のみを実行してゆくことができる。全宇宙に広め、強制する価値のある思想である。管理民主主義、万歳!

 

管理民主主義とは

『ヘルダイバー2』は、前作「ヘルダイバー」の1世紀後の世界を舞台としており「連邦」と呼ばれる統一政府が"管理民主主義"の理念のもとで銀河を支配する未来を描いています。

「管理民主主義」とは、民主主義の体裁やシステムを維持しつつ、実態として統治者側が市民の選択や行動を制限・管理する政治体制のことを指します。

民主主義との違いは表面上は自由な選挙などの制度があるものの、政府が市民に対して思想統制を行い、自由を制約することで"管理"を実現している点です。

スーパーアース連邦による投票プロセスはアンケートに基づいて行われ、その回答に基づいて自動的に正しい政党へ投票されます。まさしく民主主義です。

他の体制との違い

管理民主主義は、民主主義の制度的な側面は残しつつも実態としては一党独裁による権力者の支配であり、この点で共産主義体制とよく似ています。

しかし共産主義が理念上は階級社会の廃絶を掲げているのに対し、管理民主主義は民主主義の名のもとで支配体制を維持しようとする点で異なります。

情報統制と武力行使

ターミニッドについて

戦闘時のヘルダイバーのセリフ「これが民主主義だ!!」「民主主義がやってきたぞ!」などの発言から市民に対して幼少期から"正しい"価値観や愛国心が植え付けられ、政府への絶対的な服従が求められているのがわかりますが、政府である「連邦」は、虫のエイリアンであるターミニッドを悪者や嫌悪すべき虫のように描き、この戦争の正当性をプロパガンダで市民に植え付けています。

ゲーム内では、人類側がほぼ1世紀前からこの紛争の種を蒔いていたことが示唆されています。

ターミニッドは宇宙船の超光速飛行(FTL)の燃料であるE-710という物質を生成する虫です。養殖していた星から逃げ出して無限に増殖した結果、星系を脅かす存在にまでなってしまったようです。E-710は銀河を移動し、管理民主主義を広めるために欠かせない存在です。

この戦争は実際には資源や燃料の確保が目的であり、ターミニッドは単なる敵対者ではなく、燃料源として利用されているだけなのかもしれません。実際オイル抽出任務もやってますよね。

そして連邦はこの真実を隠蔽し、プロパガンダで市民を洗脳し、戦争を正当化しているという皮肉な構図が浮かび上がります。

 

オートマトンについて

同じくオートマトンたちも単なる機械生命体のように思いますが、殺戮と社会主義的な暴力しかプログラムされていないロボットだとして「解放」の対象となっています。

彼らのアイコンは前作「ヘルダイバー」に登場した機械生命体であるサイボーグと同じアイコンをしています。

オートマトンのアイコン

前作のサイボーグはどういう存在だったかというと、サイバースタンという星に住む体を機械化した元人間です。元々スーパーアースに属している星でしたが独立を企んだ結果「解放」されました。

公式のツイートでは以下のような謎の呟きが観測されていますが、これをRedditで解読した人によると以下の文章だそうです。

「我々、サイバースタンの集団は、満場一致でスーパー アースからの独立を主張します。我々には、洗脳された人々から故郷を守る権利があります。」ヘルダイバーたちよ、私たちの子供たちよ、自動機械は私たちがスーパーアースの圧制下で経験したように苦しむことはありません!」。

本作品の船に搭乗している艦長ハカラックスによるとオートマトンは「銃とCPUとを金属でくっつけたもの」と言っているので人間は混ざっていませんがスーパーアースから独立をしようとしていたサイボーグが関与している可能性が高いと思われます。

 

まとめ

ターミニッドとオートマトンの起源について調べてみると、これらを解放する行動はスーパーアースの連邦による市民を騙してでも戦争を継続し、自らの利益を優先する姿勢を示しているように思われます。

その実態は、民主主義の制度的枠組みを利用しつつ、実際には市民の自由を抑圧し、特定の価値観や思想を押し付けるところにあります。ゲーム『ヘルダイバー2』の世界観からは、この体制の二枚舌な本質がよく表れていると言えるでしょう。

 

その他の参考資料

HELLDIVERS 歴史基礎マニュアル (スーパーアース真実省による検閲済み)

公式によるストーリー解説

ヘルダイバーの歴史

 

以上

圧倒的成長。