前回
組み立て
マザーボードの交換が終わったので本体を組立てます。
組み立て説明書はついていますが、細かい部分の説明がないので動画などを参考に調整します。とりあえずこれ見とけばなんとかなると思います。
この動画だと触れていませんが、到着時に傾いていて4箇所のゴム足が完全に床面につかなかったので水平をとります。
両サイドのネジ4本を緩めれば調整できます。
土台が接地面とくっついたらZ軸のレールを取り付けます。
動画では緩めに止めて、最後に固定していますが
ここが曲がるとレールの動きがズレるので最初に固定したほうがいい気がします。
あとはもう動画通りに組むだけなので割愛しようかと思いましたがせっかく写真撮ったので流れを写真と共に。
まずは日本で使うので電源を115Vに変更します。
ちょっと浮いた感じになりますが、電源をネジで固定。
電源から伸びている電源ケーブルは引き出せるように固定します。
操作用のモニタをネジで固定します。ロゴがかっこいい。
Z軸の限界を示すスイッチをつけます。切り欠きが土台のレールに当たる位置で固定。
Z軸の移動を行うためのステッピングモーターも固定します。
ネジを緩めてリードスクリューをつけます。
ステッピングモーターの回転を直線の運動に変えるパーツです。
Y軸のモーターとスイッチをレールにはめ込みます。
フィラメントを加熱するための部品、ホットエンドをつけます。
ケーブルが土台から伸びてるので取り付けにくいです。
ベルトを張るための部品をつけます。
ベルトをひっかけてぐるっと回します。
ベルトテンショナーでいい感じにピンと張る必要があります。
ベルトが通ったらレールに乗せてリードスクリューを通します。
エクストルーダーとホットエンドに繋がるチューブを押し込んで接続します。
写真はエクストルーダー側ですが、ホットエンド側にも青いパーツをつけてチューブが抜けないようにします。
天辺にレールをつけて蓋をします。
怪我防止のキャップをつけます。(改造するのであとで外しますが)
フィラメントホルダーを組み立てます。はめ込んで回すだけですが…
天辺にネジで固定します。
配線
あとは配線です。オレンジのパーツがあるので特に迷わないと思います。
これで完成です。テストプリントするので3Mのマスキングテープを貼ってみました。
動作確認
電源コンセントの隣のスイッチで電源をONにします。
ここからは動作確認になりますが、組み立て後の動作確認についてはcheero3Dproのマニュアルが写真なんかよりよっぽど分かりやすいので参照してください。
動作も画面も全く同じで日本のメーカーなのでこれ見たほうが早いっていう。
(画像クリックで飛びます)
エクストルーダーを200℃くらいまで加熱するとこんな感じのフィラメントがニュルニュル出てくるのでピンセットとかで取り除きます。
いい感じに溶けたのが確認できたらいざプリント。
マスキングテープが熱で剥がれてきます。この貼り方は良くなかったかも。
SDカードにはテストプリント用のデータが入っていますが、実用的なものが作りたかったのでドライバーにしました。
3DデータはThingiverseに無限に転がっています。知識なくてもデータをここからダウンロードするだけでしばらく遊べそうです。
ダウンロードできるファイルは「.stl」というファイルですが3Dプリンタで印刷するには拡張子が「.gcode」のファイルにする必要があるので、Ultimaker Curaというスライサーソフトをインストールして拡張子を変換できるようにします。
インストール手順はCheero3Dproのマニュアルにも書いてます。
適当に全部Yesでインストールして3Dプリンタ選択時にEnder 3 proを選択すればOK。
次回はEnder 3 proの改造です。