また暑い季節がやってまいりました。
今回は体を冷やしてくれる便利アイテム、ネックファンの話です。
日本の夏は湿度70-80%というムシムシした環境なので汗が蒸発しにくく風を使った気化熱での冷却が有効です。
個人的には全身を冷やせる空調服が最強で間違いないと思っていますが、スーツなどのフォーマルな服装を求められる職場ではTPOをわきまえる必要があり、あまり出番がありません。
どこでも使いやすいのはハンディファンですが、手が塞がって邪魔なのでこちらを買いました。
ヒロコーポレーションのブレードレスネックファン HED-4348です。
なおこちらの製品、終売品なので普通に買えません。ビックカメラで買いましたが売り切れたら終わりかも。Amazonなどで似たようなものは売ってるので参考までに
ビックカメラで色々試着した中で、一番良かったので買いました。
開封の儀
- 本体
- 取扱説明書
- USB-C to A 充電ケーブル
重量は約233g、風量は3段階で調整でき、強で2時間、弱で4.5時間使えます。
左右についているファンから吸気して、首周りの全周にあるスリットから風が吹き出ます。
電源ボタンはファンの横についています。押しやすくて操作しやすいメリットもありますが、カバンなどにしまうときに間違ってボタンを押してしまいそうにもなるので、
個人的にはスライドスイッチとかのほうが良かったなと思いました。
充電しながらの利用もできます。ただし充電しながら使うと首の後ろが温かくなるのでおすすめはしません。
充電端子はUSB-Cです。3~4時間で満充電になります。
使ってみる
普通に上向きに使えば涼しい風が頭を包みます。風が出る場所はスリットからなので、ドライアイになったりしない位置から風が出ます。上下ひっくり返して服の中に入れてみると、服の中に涼しい風が入ってきます。
重みはまあまあありますが、ヘッドホンを首からかけていると思えば気になりません。
お風呂やプール上がりで使うとかなり気持ちいいと思います。
ファンの回転部分が露出していないため、髪が長い人でもファンに髪が巻き込まれたりしないようになっています。
ペルチェ素子のやつと比べてどうなのという話
3年ほど前にレオンポケットとサンコーのネッククーラーを比較したことがあります。
それらと比べるとどっちがいいのかというと、甲乙つけがたい。
バッテリーの持ち具合は両者同じくらいです。
涼しさ
暑い外で使うとしたら熱風が吹き出る可能性があるものの、少なくとも室内ではブレードレスネックファンのほうが涼しい。
ペルチェ素子は金属プレートが冷たくなって気持ちいい、というものですが長く使っていると次第に皮膚が温度に慣れてきて冷たく感じなくなってきます。
静音性
ペルチェ素子のほうが静か。ブレードレスネックファンは耳元でファンがブン回るのでうるさい。弱だったら許せるレベルですが一番強いモードで電車で使うのは控えたい。
もっと涼しく改造してみる
とっても暑い外で使う場合、ネックファンから吹き出てくる風は熱風です。
ならば空気を冷やしましょうということでこちらの製品を取り付けます。
こちらが「リュックde冷え太くん」です。対戦よろしくお願いします。
本来は写真のようにリュックに取り付けて保冷剤を入れ、背中が冷え冷えになって気持ちいいという製品ですがネッククーラーに取り付けます。
まずは袋の中に冷蔵庫で凍らせておいた保冷剤をいれまして・・・
ネックファンに巻き付けてパチっと固定します。
これを首につけると・・・
リュックを背負わなくても背中を気持ちよくできるシステムが完成しました。
ペルチェ素子と違って排熱もなく、保冷剤が溶けるまで冷え冷えです。
付属の保冷剤でも良いのですが、もっと長持ちする保冷剤がよかったり、ローテーションで毎日使いたかったりする方はキャプテンスタッグのスーパークールタイムMがピッタリサイズなのでオススメ。気温によりますが3時間くらい冷たいです。
これで今年の夏を乗り切っていきましょう。
以上
圧倒的成長。
空調服も気持ちよすぎだろ!!