前回のレビューに続き3台のエルゴノミクスマウスレビューです。
今回はJelly Comb,サンワサプライ,Deluxの3社から3台をレビューします。
今回購入した製品
Jelly Comb(Seenda) MV045
実はこれもSeendaのマウス。Jelly CombはSeendaのブランドだそうです。
マウス業界、ブランドが多すぎて販売元を特定するのが大変すぎる。
ソース:Jelly Comb United Kingdom Trademark Brand Information - SHENZHEN SEENDA TECHNOLOGY CO.,LTD.
日本で買うならiCleverが同じ形状のものを販売しています。
mojo tech incというところでも売っているのを見かけました。
iCleverは中国 深センのサウザンドショアス社が展開するブランドなので深セン繋がりのODM販売ですかね。でもiCleverとJelly Combは微妙にスペックが異なっていて、iCleverのマウスではBluetoothがオミットされて2.4Gワイヤレスだけになっています。
Bluetooth製品を日本で使うには製品に技適マークがないとダメなので削ったんだと思いますが、同じだと思って買うとBluetoothないやんけってなるので気をつけましょう。
外観
見た目は奇抜なのでちょっと会社で使うと少し目立つかもしれない。
グローブ形状で手に合う握りやすさ重視なマウス。変な形してるけど握りやすいです。
バッテリーは単3電池1本で動きます。
裏面には無線の切替ボタンがあります。
2.4Gワイヤレス+Bluetooth4.0で合計2台まで切り替えることができます。
握ったところ
握りやすさは今まで紹介したマウスの中では一番な気がする。
ただし角度がありすぎるので握る位置によっては小指がテーブルとぶつかります。
ちょい上を持つようにすれば小指はぶつかりませんが、小指が擦れないような傾斜があれば100点でした。
サンワサプライ 400-MABT127
サンワサプライのエルゴノミクスマウスです。しかし見た目そのままなのでTecknetのODM生産だと思います。
Tecknetはイギリスで設立されたShenzhen Unichain Technology Co., Ltdという会社のブランドですが実際のところ本社はイギリスではなく中国 深センにあります。サンワサプライは深センに拠点を置いているのでそこから輸入して売ってるんですかね。知らんけど。
機能的には3台Bluetoothマルチペアリング、充電式、静音、5ボタンとエルゴノミクスマウスとしては中々ハイスペック。
外観
バッテリーはUSB-Cで充電可能。私が持っているAnkerのUSBケーブルでもギリギリ入る幅があります。
充電ケーブルを接続するとランプが点灯し、満充電になると消灯します。電池切れが近づくと点滅します。ちなみにホイール下のボタンはDPI変更ボタンではなくペアリング接続変更ボタンです。いちいちひっくり返さなくてもペアリングを切り替えられるのがよい。DPI変更はホイールクリックと右クリックを3秒長押しで行えます。
DPI変更とか最初以外使わないので個人的には好きな仕様。
Tecknetで売られているマウスではUSBレシーバーがついていますが、400-MABT127では全てBluetoothです。背面を見るとUSBレシーバーを収納するスペースが埋められた跡が残っていることを確認できます。
裏面には電源スイッチと無線のペアリングボタンがあり、Bluetooth Ver.5.0/3.0 Class2で合計3台まで切り替えることができます。マルチペアリング対応なのでBluetooth切替時の接続し直しがいらないのがよい。
握ったところ
親指を置く場所のくぼみにこだわりを感じます。親指と人差し指、中指だけでもホールドされるのでつまみ持ちしやすい。小指、薬指の位置は若干傾斜が緩くなっていてテーブルに擦らないようになっています。
各ボタンの機能はSANWA SUPPLY Mouse Utilityをインストールすると変更できるようになります。機能面でもイケてるマウスですね。
Delux M618X
中国 深圳市にあるDelux社のマウス。
前回の記事にてDelux M618miniをご紹介したときに、もっとやべー化け物マウスがあるという話をちょろっとしました。
見た目的に気になりすぎたのでつい買ってしまったもの。
可変式の角度調整機構、人差し指側にある親指側まで貫通したスクロールホイール、クソデカな外観、所有欲を満たせるロマンのあるマウスです。デカいし有線ですがかっこいいのでヨシ。なおUSB-Cの脱着式モデルもあるようです。
外観
小指側には模様付きの滑り止めの加工がされていて細かいところの意匠も好き。
スクロールホイールが人差し指側にズレた分、右クリックの範囲が広め。これならEvoluentのマウスのように3ボタン入れても良かったのではと思ったりする。
今回レビューしたマウスとデカさを比較してみるとこんな感じで一目瞭然にデカい。
同社が出しているM618miniと比べても当然ながらデカい。
特徴的なスクロールホイールはどういう構造をしているのか不明ですがボタンの割り当ては特に変わらないものの親指からでも人差し指からでも押せるし回せる。
ネジを回すと角度が自由に変えられる。結構頑丈でネジをしめるとガッチリと固定される。
裏面。手を置くためのプレート毎そのまま動かすのでマウスソールも当然デカい。
USB給電なので電池などは存在せず見た目の割に軽い。まあこれで重かったら使い物にならないのですが。
握ったところ
土台がしっかりしているせいか持った感じはかなり安定するものの、これを振りまわして操作をするのは机があまり広くないので大変。この機構でトラックボールマウスを出したら良いのではないだろうか。人差し指スクロールは指を動かさなくてよいので快適。
総評
どれもいいんですけど順位つけるとすればこんな感じでした。
あなたもこの機会にマウス沼に入ってみませんか?
ちなみに次に私が狙っているマウスはこちらになります。
以上
圧倒的成長。