ブギーボードと100均の電子メモパッドはどう違うのか比較してみる話

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今回の話はキングジムが出している元祖電子メモパッド、ブギーボードBB-12と100均で買えるような安い電子メモパッドの比較をする話です。

比較対象

500円以下で買える電子メモパッドがあるのに、わざわざ高いブギーボードを買う必要があるのか?という疑問を持っている人もいそうなので記事にしました。結論から言えば、最初に買うのは安いのでいいです。電子メモパッドが気に入ったらブギーボードを買いましょう。

 

 

電子メモパッドの基本知識

電子メモパッドは、コレステリック液晶という圧力や電圧をかけると色が変わる液晶画面を使ったデバイスです。より高価なものとしては色の粒子を電気で移動させてカラー表示ができる電子ペーパーがありますがE-inkという異なる技術が使われています。

主な特徴:

  • 繰り返し使用可能で環境に優しい
  • 電池寿命が長い(約1-2年)
  • ワンタッチで消去可能

制限:

  • データの永続的な保存はできない
  • 電池が切れかけだとうっすら文字が残って消えなかったりする

選び方の基準

画面のサイズ

色々な大きさがあるので自身の使い方に応じて選択します。

A4以上(12インチ):キッチンや玄関のホワイトボード代わりに
A5相当(8.5インチ):デスクワークでの日常的なメモに
A6以下(6インチ以下):携帯性重視で持ち歩いたりちょっとしたメモに


チェックポイント

私が電子メモパッドを買うときにチェックしたところです。

筆圧感知機能:文字の太さの表現が可能だったりします
部分消去機能:全消去ではなく、部分的に消せたりします
消去ロック:重要なメモの誤消去防止ができたりします
電池の種類:コイン電池式(CR2016/CR2025)が一般的ですが、USB充電式もあります
その他のおまけ機能:時計や電卓がついている機種もあります。あとはストラップ穴があるか、マグネットがついているか、滑り止めがついているかなど。

 

基本性能の比較

両者の製品は価格帯が全く違いますが、書く、消す、という機能以外で見ればそこまで差はなく、100均の方が機能が豊富まであります。

まあ私がブギーボードBB-12を買ったのは、サイズが理由で一番コンパクトで持ち運びやすそうだったからなんですが。

【キングジム ブギーボードBB-12】

価格:3,300円(税込)
サイズ:3.9インチ
重量:約40g
電池:CR2016 (消去回数:3万回分)

特徴:

  • 手のひらサイズ
  • 筆圧感知つき
  • 本体だけストラップホール付き
  • マグネット付き

【謎中華 激安電子メモパッド】

価格:480円(税込)
サイズ:6.5インチ
重量:約60g
電池:CR2025 (消去回数:謎)

特徴:

  • 安い
  • 本体にもペンにもストラップホール付き
  • ロック機能付き

とりあえず書いてみる

同じ文字を書いてみました。これはサムネの筋肉アイコン絵を書いて削除後に書いた文字なのですが、よく見ると100均の方はうっすら前に書いた絵が残っているのが分かります。ブギーボードはちゃんと消えてくれました。

筆圧はブギーボードの方が調整しやすいですが、メモを書くだけなら書き心地に対した差はありません。

文字の濃さはあんまり変わらない気がします。

文字を書いてみる

裏面を見てみる

続いて裏面を見てみます。ブギーボードはディスプレイ面が保護されていますが、100均の方はディスプレイが剥き出しで書いているうちに歪みそうです。剛性に不安あり。

100均の方には誤削除を防げるスライドスイッチがあります。

ブギーボードはマグネット付きですが画面ロック機能はありません。

裏面を見てみる


紛失防止を考える

ブギーボードは本体にストラップホールがついていますが、ペンには付いていないため無くす可能性があります。一応、ペンは本体にスライドでカチっと固定できます。

100均の方はどちらにも紐を通すことができるため、無くす可能性はゼロです。穴が2つあるのでフックに掛けることもできそうです。

紛失防止を考える

電池交換を考える

電池の種類はCR2016とCR2025で違いますが、どちらも交換ができます。

電池交換を考える

まとめ

まずは100均製品で試してみて、便利さを実感できたらブギーボードへのアップグレードを検討するのが良いと思います。耐久面ではブギーボードに軍配が上がります。

ブギーボードがおすすめな人:

  • 毎日頻繁にメモを取る方
  • 書き味にこだわりがある方
  • ビジネスシーンでの使用が多い方

100均製品がおすすめな人:

  • 電子メモパッドを試してみたい方
  • 特定の場所での固定使用を考えている方
  • コストを重視する方

おまけ:カスタマイズしてみる

100均に行ったついでに電子メモパッドのカスタマイズグッズを揃えてきました。

滑り止めシール

キッチンとかに置くならマグネットの方が良いと思いますが、滑り止めのほうが書いてるときにズレなくて好みです。

滑り止めシート

スマホリング

電子メモパッドを常に持ち歩くならスマホリングを貼り付けるのも立ちながらメモを取るときに書きやすくてオススメ。貼り付け位置を調整すればスタンドにもなり一石二鳥。

スマホリング装着

ヒモ

適当に転がってたヒモでペンと本体を固定。これで絶対にペンだけ無くなりません。

ヒモ

仕事してると嫌でもメモを取らねばならないので新生活のお供に電子メモパッド、おすすめです。

 

以上

圧倒的成長。