前回
在宅ワークの日が増えてきました。
就業時間ギリギリまで寝て時間になったらベッドからチャットで「在宅業務開始いたします。」と鳴くのですが、どうにも朝は仕事スイッチが入りません。
気合を入れるときはデスクに移動してやるのですが、朝のルーチンはメールチェック、イントラネットのお知らせや社内チャットの更新確認から始まるのでそこまで気合入れなくてもできてしまうんですよね。
ゆっくりとアクセルを入れたいのでベッドから動かなくてよい仕事環境を作ります。
買うもの
膝上テーブル
ソファーやベッド、居心地の良い場所をPCデスクに変えてくれるグッズです。
やろうと思えばトイレすらPCデスクになります。
最近発売したサンワサプライの膝上テーブルだと収納スペースがあるのですが、膝に置いたときの安定感、心地よさを考えると人を駄目にすると有名なYogiboのビーズクッションにメリットを感じたのでTraybo 2.0を買いました。
選んだもう一つの理由ですが、iPadなどのタブレットを差し込むスリットがあります。
仕事しないときもこれで動画鑑賞したりブログ書いたりできるというわけ。
私が使用しているK480(キーボード)とRelacon(トラックボールマウス)が余裕をもって置けます。
実際使ってみると、膝上テーブルというものは普段使用しないときに邪魔になります。
これはひっくり返してクッションとして使うことができるのでまあよかった。
ベッドサイドポケット
ベッドから届く範囲に物を置くための収納スペースを確保します。
これには寝る前に読んだりする本やノートPC、キーボードなど放り込んでます。
630円と安いので値段相応ですが雑に突っ込んでおくポケットとして十分仕事はします。
横30cm x 縦10cm x 高さ18.5cm です。制作過程で±1cmくらいの誤差があるようです。
上部でワイヤーをマジックテープで固定するだけで、下はスカスカです。
下はワイヤーが通っていないので重いものを乗せると底の形が保持できません。
底に何か敷ければ良いと思います。
届いたダンボールを適当に切って重ねて4枚くらい入れたら重いものを入れても形が保持できるようになりました。まあこれでいいんじゃないでしょうか。
キーボードは立てて置きますが、斜めにすれば横向きでも入りました。
イヤホンを引っ掛けるのを想定しているようですがフックがついてます。
重いものを引っ掛けても取れそうですし、イヤホンとか引っ掛けないし…
ベッドで行方不明になりがちなケーブルを探しやすくするために少し広げてケーブルクリップにしてみた…が無くてもいい気がする。
無理には使わなくてよさそうです。
底にダンボール敷くと若干プアーな気持ちになるので金属製の頑丈なのがよければこちらがいいと思います。
ドリンクホルダー
ベッドで仕事をするときに困るのが飲み物の置き場所。
夜に喉が乾いて起きたときなども、ベッドにドリンクホルダーがあればすぐ手元に飲み物を置いておけるので非常にQoLが上がります。
私は3Dプリンタを持っていたので自作しました。
スマホ入れ+トラックボールマウス置き+耳栓置き+ドリンクホルダー+コンセント+USB充電器+NFCカードホルダーのベッドサイド多機能ドリンクホルダー。2日間の印刷を経て完成。(穴空いてるところはそのうち水こぼして短絡しないように対策してからコンセントとUSB充電器増設する) https://t.co/38wWapNT3m pic.twitter.com/nl1ZgfmdU1
— せぐ (@segu_FF14) August 31, 2021
STLファイルはThingiverseに公開しましたので好きにアレンジしてください。
3Dプリンタ持ってないよ!って人はこんなのもありましたので参考までに。
ストローキャップ
ドリンクホルダーに置いていたとしてもベッドにコーヒーをこぼせば大惨事なのでボトルを倒してしまったとしても大丈夫なグッズを買いました。
コンビニで売っているだいたいのボトルに適合します。
コーヒーのボトル缶なんかにも使えますし、私が常飲しているソーダストリーム用ボトルにも適合しました。
この通り傾けても中身の液体が漏れません。
長いストローだと大丈夫な気がしますが、90°傾けている間は少しずつストローから水が上がってきます。
市販のストローが使えるので付属の専用のストローは使いません。
使い捨てのほうが衛生的。シリコンゴム製で耐熱温度は140℃までです。
コップ用もあるので普段使ってるのがタンブラーとかならこっちのが良いと思います。
普段使っているもののサイズに合わせて大か小か選んでください。
こちらは液体を並々注いだ状態で90°倒して転がしてもストローから溢れません。
さすがに強く振ったり90°以上傾けると少し出てきますが、完璧に近い防水性能。
大した欠点ではないですが吸うとゴムが凹むのでストローの根本らへんを引っ張って中に空気を入れる必要があります。
枕元に寝かせて置いておけるので、いちいち起き上がらずに横になった状態で飲み物を飲むことができます。最高に怠惰。
コロナワクチンの副作用で死んでたときは起きるのもしんどかったのでワクチン打つ前に買っておくべきだった。
これらも検討してましたが通常の500mLペットボトルにしか対応していなさそうなので断念しました。
NFCタグ+SwitchBot
赤外線リモコン、コンセント、スイッチなどだいたいの家電の電源をクラウド上でONOFF操作できるSwitchbotですが最近(2021年8月くらい)IFTTTやAlexaなどを介さずNFCタグをスマホにかざすことをトリガーとしてONOFF操作できるようになりました。
スマホがあればかざすだけでスマートスピーカーに喋りかけなくても家中の家電を自動化することができます。家の中で声を出すことすら面倒になった人におすすめ。
NFCタグにはカードタイプや小型のシールタイプなど大きさに違いがあるものの他、
内蔵されているICチップの規格で書き込めるデータ量が異なります。
規格はまだいっぱいありますがよく売ってるのはこれら。
規格 | NTAG213 | NTAG215 | NTAG216 |
使用できるメモリ容量 | 144バイト | 504バイト | 888バイト |
書き込めるURLの長さ | 132文字 | 492文字 | 854文字 |
お値段 | 安い | そこそこ | 高い |
今回はSwitchbotから書き込まれるデータ量がNTAG213では足りないのでNTAG215を買います。
用途としてはNFCをトリガーとした自動化の他にも現物管理にも適しています。
耐水性のあるNFCタグ(クッソ高い)を選んで服に縫いつければこの服は誰のもので、いつクリーニングしたか、とかの情報を上書きして管理できたり…
(2022/8/10: 追記)
現在は何故かNTAG215では認識されなくなっているのでSwitchbotのデータを書き込む場合はNTAG216が必要です。
最近は広告でも活用されていたりするようです。
ちなみにNFCは上書き不可に設定することもできるのでいたずらはできません(残念)
今回はお部屋にばら撒くので無地のカードを買ってテプラでやることを貼り付けます。
SwitchbotのNFCトリガーを使う方法は超簡単。
動かしたいSwitchbotデバイスのトリガー設定画面でNFCタグをスマホに当てるだけ。
これで喋らなくてもスマホをカードにタッチするだけで電気を消したりモニタをONにしたりできるようになりました。
NFCタグにどんな情報が書き込まれるのかはNFC Toolsなどのアプリで確認できます。
これ見ると書き込まれているサイズが256バイトなのでNTAG213だと使えないやつですね。
番外編
小型冷蔵庫
10歩くらい歩けば冷蔵庫なので私はまだ買う決心ついていませんが、
手を伸ばせばいつでも飲み物が飲める環境もあれば便利だろうということでまとめておきます。
冷蔵庫を選ぶならばペルチェ素子を使用した電子式の冷蔵庫と、コンプレッサーを使用した通常の冷蔵庫の違いを知るべきです。
電子式のほうが比較的サイズが小さく冷えにくく電気代が高くなる傾向にあります。
20L以下のAmazonの聞いたことがないメーカーの冷蔵庫は消費電力の記載すらなかったりします。
消費電力が高い分よく冷えたりもするので消費電力が高いと悪いとは言えないですが、
例えば1万円くらいの値段のこの下3つの冷蔵庫の消費電力を比較してみると
種類 | 容量 | 消費電力 |
電子式 オーム電機 KAJ-R135R-W | 13L | 55W |
電子式 UP STORE 謎中華冷蔵庫 | 10L | 96W |
コンプレッサー アイリスプラザ PRC-B051D-W | 46L | 39W |
地域によりますが消費電力は10Wの差で24時間稼働させると、年間2500円~3000円程度の違いがあります。
大きすぎるとそれはそれでスペースがないので困りますが、長く使うことを考えると高くても消費電力を抑えたモデルがいいですね。
おわりに
在宅できるって素晴らしいしこれからもやりたいですけど経営者からしたら社員をコントロールできなくてやらせたくないことだと思うんですよね。
コロナ渦は今後も続きますし嫌でも在宅などで対策してるポーズを取らないといけないはずですが、在宅の許可は労働契約と信頼関係で成り立っていることなので今後も在宅を続けるには会社にいるときのパフォーマンスと変わらないことを示さねばなりません。
会社にいるときのパフォーマンスを100%発揮して、余った分でこのぐうたらな環境を満喫するのがあるべき姿だと思います。
まあウ○娘とかグ○ブルとか猫とか誘惑が激しいので無理ですけどね。
こんなだらけた記事書いてる人が真面目に仕事するわけないんだよなあ。
圧倒的成長。